国際結婚

【国際結婚】苦労したこと5選

国際結婚と聞くと、華やかな印象を持たれる方がいるかもしれません。

実際は、外国人が日本で生活することはかなり大変で、地味な苦労が絶えません…

この記事では、私たち夫婦が体験した「国際結婚で苦労したこと」を5つご紹介します。

とにかく手続き関係が大変

役所での手続き

まずは結婚手続きですが、とにかく時間がかかります。

国際結婚は、婚姻届の提出だけでなく、たくさんの追加書類が必要になります。
母国から国際郵便したり、翻訳作業があるなど、急いでも数か月は準備が必要です。
詳しくは別の記事にまとめていますので、ご参考までに。

【体験談あり】国際結婚の手続き国際結婚が現実的になってきたら、早めに手続きの流れを知っておきましょう! 日本人同士カップルの手続きは、婚姻届を役所に提出して、 ...

結婚手続き以外にも、例えば税制度や確定申告等、
そもそも日本人にとっても複雑で難しい内容を理解することはかなり大変です。
私自身、確定申告には不慣れでしたが、夫のおかげでだいぶ知識が身に付きました(笑)

ビザ更新の手続き

日本に住み続ける外国人の前に立ちはだかる、【ビザ更新】という壁。

私の夫はその時期が近づく度にハラハラドキドキ、落ち着かない様子です。

その手続きは内容によって異なり、
更新と切替で必要な書類が違うので都度入国管理局での確認が必要です。

今後私たちのビザ更新体験記をUp予定ですので、ご参考にしてください!

銀行の手続き

外国人が日本で銀行口座を作ることは容易ではありません。

銀行によってはビザの有効期限が6か月以上あることや、
一定の収入があることとその証明も求められることがあります。

私の夫は複数の銀行から断られてへこんでいました。(笑)

日本人ならあまり気にせず簡単に作れる銀行口座も、
外国人にはハードルが高いのだと驚きました。

日本語が難しすぎる

日本語は、世界で最も学習が難しいといわれる言語のひとつ。
にもかかわらず、日本で生活するには日本語が必要不可欠です。
英語対応ができる所はかなり限られており、
特に役所や税務署などでの複雑な話は、日本語でないと難しい状況です。

夫は日本に来るまで日本語にほとんど馴染みがなかったので、かなり苦労しています。
私自身、夫から質問されてどう答えたらいいかわからないことが多すぎて、自信をなくしてしまいます。(笑)

夫は日常会話は問題ないのですが、もともとシャイな性格で緊張してしまうので、
複雑な話は私が必要な部分をかいつまんで説明します。
ですが私は通訳が下手くそなので、お互いに「?」となって終わることもあります。

コミュニケーションの難しさは、
外国人と接したことがある人はだれしも共感できることではないでしょうか。

金銭面

夫の母国であるコロンビアと日本の物価はかなり違います。
とにかく苦労して来日した夫ですが、住み続けることも楽ではありません

夫は今となっては私以上に稼いでいますが(笑)
出会った当初は収入が少なくバイトを掛け持ちしていた状況でした。

日本で何の後ろ盾もない状況で生活するのは、
特に物価がかなり低い国の人からしたら相当大変だと思います。

また、ビザの手続きやその他書類を集めるにもお金がすっ飛んでいきます。

生活習慣や文化の違い

日本人同士でもあるかと思いますが、
外国人と生活していると習慣や文化の違いは顕著に見えてきます。

我が家の場合、あまり外国人という関係はなさそうですが。
彼はなぜかティッシュ類を際限なく使うんですよね。
彼はもともと決して裕福な家庭ではないはずですが、紙や使い捨て系の物を躊躇なく使うので、私はいつも「もったいない!」と怒ってしまいます。文化の違いでしょうか(笑)

また、彼は日本に来てようやく、
大好きな日本のゲームやアニメのグッズ等を自由に買えるようになりました。
そのせいか、とにかく物が増える増える。(笑)

私はというと、物にほとんどこだわらない性格で、どちらかというと身軽に生きたい派。
スーツケース2個でどこでも行きますスタイルでした。

でも最近は彼の収集癖に感化されたのか、物を増やすようになってしまいました。
今うちには猫グッズが増え続けております。

こだわりが強い

彼が強いこだわりを持っていることの一つは、「ネタばれが大嫌い」ということです。

ゲームにしろアニメにしろ映画にしろ、
とにかく見る前にハイライトや結論を明かされることをひどく嫌います。

私はというと。そこまで気にならないんですよね。
そういえば日本のテレビって、予告でほとんどネタバレしてたりしませんか?
最近テレビを全く見ていないので最近のことはわかりませんが、
以前は例えばバラエティーの大事な部分を予告で見る場面が多くて、
実際内容を見ていたら予告で見た通りの展開で、あまり驚きがないという感じ。

私にとってはそれは普通だったし、私自身あまり驚くのが好きじゃないのでむしろ心の準備ができてよかったのですが、夫はそれが許せないらしいです。

だから私が少しでも本編の情報を出そうものなら、烈火のごとく怒ります。(笑)
それで不機嫌になり、喧嘩に発展したこともしょっちゅう。
人間ってどこに地雷があるかわからないものですね。

まとめ:大変なことも楽しむ心を忘れずに

以上、5つの国際結婚での苦労話をまとめました。
最後の2つは、あまり一般的でない例になってしまった気がしますが(笑)

このほかにもこまごましたところで大変に感じた部分がたくさんあります。

でも大変なことに直面するたびに2人で乗り越えることで、少しずつ絆が深まっていくこと・自分が成長していることを感じます。

自分では体験できないような「外国人として日本で生活する」ことを、体験させてもらっていると思い、パートナーの苦労に寄り添いつつ、ポジティブにとらえられるといいですね。

大変だけど、楽しむ心を忘れずに!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA