私は外国人と日本で一緒に生活し始めて4年になりますが、
日常の様々な瞬間に「パートナーが外国人であること」を改めて実感することがあります。
それは良いことも良くないこともありますが、
相手が日本人であれば気づかなかったことだと思います。
この記事では、外国人パートナーでよかったなと思うことを7つ紹介します。
これから外国人との生活を考えている方にぜひ参考にしていただけると幸いです。
Contents
外国人パートナーでよかったこと7つ
1. 言語を学び合える、教えてもらえる
これは言うまでもなく、自然とそうなると思います。
我が家では、彼が私にスペイン語と英語、私が彼に日本語を教えています。
私はもともとスペイン語圏で生活したことがあるので、ある程度の会話ができます。
それでも夫と数年一緒にいて、何を言っているか理解できない時や、日常的に使っていた言葉が実は私の意図した意味と違ったということも未だにおきます。
日本人同士でも、同じ言葉でも違うイメージをしているときありますよね。
自分の母国語でない言葉についてはなおさらです。
そのせいで喧嘩というか揉めたりすることもしょっちゅうですが。笑
そのたびに細かい表現の仕方を学び、自分も成長できていると感じます。
2. 相手家族とのかかわりが少ない
日本人同士で結婚すると、たいていは義実家との関わりが発生しますよね。
外国人の場合は、物理的に家族・親戚が遠い(国外)になるので、
あまり影響を受けないことが多いと思います。もちろん、相手や家族にもよりますが。
私の場合は、夫は家族との関係は希薄なようで、私は挨拶すらしたことがありません(笑)
それでも彼の文化からしたら特に問題ないそうです。
私としては、彼がそれでよいというなら気楽なので有難いなと思います(笑)
3. 「あたり前」はあたり前じゃないと気づかせてくれる
日本人は「こうあるべき」という感覚に囚われがち。
私自身、知らない間に刷り込まれていた価値観とかに、夫と話していて気づかされることが多いのです。
「なんでそう思うの?」と純粋に質問されると、「あれ、私なんでそう思うんだっけ?」と思うことが多くて自分でもびっくりします。
例えば、電車が時間通りに来ることって日本では「あたり前」と思いがちですが、
外国人からすると感嘆するポイントだったりします。
通勤で電車が少し遅れがちだとイライラしてしまいがちですが、
外国人からしたら、少し遅れたらちゃんと謝ったり振替輸送をしてくれたり、本当すごいよね、という考え方になります。
私はなるべくいろんな考え方を受け入れたり認めたりしたいと思っているので、
自分でいつの間にか作られている「こうあるべき」という考えに疑問をなげかけてくれる存在は、とてもありがたいと思います。
4. 褒め上手
外国人は愛情表現が豊かな人が多いことはよく知られていると思います。
いつも「かわいい」とか「今日もステキだね」ということを屈託なく言われると、
だれでも嫌な気分はしないと思います。
私にとってはいまいちなファッションでも「かわいいよ」と言ってくれるので、あまり参考にはならないのですが。(笑)
私はあまりファッションにこだわりはない方なので、まぁこれでいっかと思えてくるから不思議です。(笑)
一緒にいるだけでなんとなく自信を持たせてくれる存在ってありがたいですよね。
5. 自然にレディーファーストをしてくれる
日本人だとちょっと気恥ずかしくなってしまうようなことも、さらっとできちゃうのは外国人だからかなと思います。
買い物袋を全部持ってくれるとか、ベタなことなんですけどね。
日本人は気恥ずかしさとか周りからの世間体とか、ツンデレキャラとか(?)
いろいろとしがらみがあって素直にできない方が多い気がします。
私の夫は良くも悪くも、空気を読まずにやってしまうときもあるんですが、
それがかえって場を和ませてくれたりしてよい感じになることが多いと思います。
6. フラットに気持ちや意見を言い合える
個人差が大きいかなと思いますが、外国人は包容力がある人が多い気がします。
どんな話でも基本的にきちんと聞いてくれたり、どんなことを言っても否定しない。
だからこちらの意見を言いやすいし、自然体で話ができると感じます。
日本人だと「言わなくてもわかるよね」と思ってしまいがちですが、
外国人が相手だと「言わなきゃわからないよね」と思うので、
気持ちを伝えることにほとんど抵抗がなくなりました。
ただうちの場合は、
私が彼の話をきちんと聞かないと切れられてしばらく口をきいてくれなくなるので、
慎重に聞かないといけないです。(適当に聞き流しは絶対NG)笑
7. お店等で日本人から優しくしてもらいやすい
これは単純に感覚の話ですが(笑)
外国人と一緒にいると特に優しくしてくれる日本人が多い気がします。
日本語で話していいか一瞬ためらうというか、少しでもわかりやすい日本語を使ってくれようとするというか。
無意識レベルで優しくしてくれる人が多いなと感じます。
もちろん、そうじゃないこともあるのですが…
私は夫とよく、「日本人は優しくしてくれる人が多いね」と話している気がするので、
きっとなんらかの影響があるんじゃないかなと思います。
おまけ:ハーフの子どもが生まれる
外国人と結婚すると、
周囲から高確率で「ハーフのかわいい子どもができるね」と言われることが増えます。
一般的に遠い遺伝子を掛け合わせる方が、
より優秀な子・整った容姿の子が生まれやすいといわれますよね。
ただ、子どもがほしい夫婦にとってはそれは喜ばしいことですが、
私たちのように子どもを作る計画がない夫婦にとってあまり関係ないことなので
「おまけ」としました。
まとめ
以上、7つの視点から外国人パートナーでよかったと思うことを紹介しました。
でももちろん、良い点ばかりではありません。つらいことやしんどいこともありますので、そちらは別の記事で書きたいと思います。
つらいことがあっても、やっぱりメリットに感じる点も多いです。
これから外国人との生活を考えている方は、
あなたなりの一緒にいる「メリット」をぜひ考えてみてくださいね。